フレッシュな泡立ちと爽やかさ「クレマン・ド・ロワール ブリュット」
この日、レストランで最初にいただいたのは「クレマン・ド・ロワール ブリュット」。フランス・ロワール地方で造られるスパークリングワインで、シャンパーニュと同じ伝統的製法(メトード・トラディショネル)で造られています。
このクレマン・ド・ロワールは、主にシュナン・ブランとシャルドネがブレンドされており、爽やかな果実味としっかりとした骨格を持っています。グラスに注ぐと、淡いゴールドの色調に細やかな泡が立ち上り、美しい輝きを見せていました。香りは青リンゴや洋梨、白い花のようなフレッシュで華やかな印象。口に含むと、シャープな酸味と果実の甘みがバランス良く広がり、クリーミーな泡が心地よい余韻を残します。
さらに、シュナン・ブラン由来のミネラル感と柑橘のニュアンスが、全体の味わいを引き締め、飲みごたえのある一本に仕上がっています。
サラダとのペアリング
この日は、新鮮な野菜を使ったサラダと一緒に楽しみました。瑞々しい野菜のシャキシャキ感と、ワインの爽やかな酸味が絶妙に調和。特にオリーブオイルとビネガーのシンプルなドレッシングが、クレマン・ド・ロワールのフルーティーな味わいを引き立て、食事の始まりにぴったりの組み合わせでした。
また、シャルドネ由来のふくよかな果実味と、シュナン・ブランのキレのある酸味が合わさることで、軽やかさと深みがバランスよく共存し、食前酒としての役割をしっかり果たしていました。
まとめ
「クレマン・ド・ロワール ブリュット」は、飲みやすく親しみやすいスパークリングワインでした。シャンパーニュほど重厚ではないものの、爽快な泡立ちとフレッシュな酸味が特徴で、食事のスタートに最適な1本です。
スパークリングワインが好きな方はもちろん、カジュアルに楽しめる一本としてもおすすめ。価格も比較的手頃なため、気軽に試してみてはいかがでしょうか。